パチンコ遊戯人口2019年 微増の約950万人も市場規模は縮小傾向
こんばんわ。
さて、最近レジャー白書によってパチンコ遊戯人口の2019年度バージョンが発表されましたね。
これによると、2018年は前年度よりも50万人増えて約950万人となっているようです。
最近は、毎年のように遊戯人口が減ってきている中で、今回は微増という事でちょっと下げ止まりしたのかなという感じです。
しかし、市場規模は参加人口が増えたのにもかかわらず小さくなっており少し先行きとしてはプラスにとらえる事は難しくなっています。
目次
遊戯人口は増えたけど売上は現状?
遊戯人口自体は、増えましたがなぜか市場規模は小さくなっています。
その理由にはいくつかあり
・一人当たりの年間の平均遊戯回数の減少
・年平均利用額の減少
が主な原因となっています。
まず、一人当たりの遊戯回数ですが前回の29.4回から28.5回になっています。
これは、一人当たりのパチンコ店に行く回数が減ってきているという事ですね。いくら参加人口が少し増えても、一人当たりの遊戯回数が減ると当然売上は減少する事があります。
次に、年平均利用額ですがこちらも85100円から81800円になっており、多少減少しています。
このように、遊戯回数と利用額が減った事によって参加人口が微増したぐらいでは市場規模が回復せずに逆に縮小した感じになっています。
また、参加希望率はほぼ横ばいとなっており、新規参入者がなかなか増えにくい状況になっています。
この状況だと一時的に増えてもそれが長続きしなかったり、微増という感じになっていますね。
また、市場規模自体は前年度から3.3%減少の約20兆円7000億円となっています。まだ、市場規模自体は他のレジャーと比較すると高い状態ですがパチンコの歴史を見るとやはり少しずつ縮小しているという事です。
微増になった要員
このように厳しい状況ですが、なぜ微増になったのか。
個人的には、何とも言えない状態でありたまたま微増になっただけという見方もあります。
また、バジリスク絆などの5号機人気機種が今年でかなり撤去される見込みです。この影響で、撤去する前に遊戯しておこうという人が増えた可能性もあります。
どちらにしても、微増というのは増えたという見方はあまり出来ないです。
低貸しを打つ人が多くなっている
利用回数が減ったのは、やはり6号機が増えて少し慎重になっている人が増えているのかなと思います。
5号機みたいに一撃制は抑えられており、低設定の誤爆がほとんどない状態です。高設定を打たなければ負ける可能性が高いので、それが影響していますね。
また、低貸しを打つ人が増えているのもありまです。利用金額が減ったのは、低貸し店に流れているお客さんが多いという証でしょう。
今後の見通し
今回は、遊戯人口自体は微増という事で多少下げ止まった感じがします。
しかし、これから規制が本格的に始まり特に今年は5号機名機が次々と撤去される事になっています。
特にバジリスク絆とまどかマギカなどのファンが多い機種の撤去は痛いですね。これを機に遊戯人口が減る可能性が高いです。
6号機のまどかマギカやバジリスク絆2などが登場予定ですが、ゲーム性自体は前回を上回っている可能性が高いです。
しかし、出玉的にはやはり落ちるのでギャンブル性は低いですね。出玉を重視する人もいるので遊戯人口が減るというのは自然な流れです。
さらに消費税増税の影響がどの程度出るのか、来年の禁煙規制の影響などもあるのでマイナス要素が多いですね。今後もパチンコ業界は厳しい状態となりそうです。
他のレジャーはのきなみプラス
パチンコ業界は厳しい状況ですが、公共ギャンブルを中心に遊戯人口は増えています。
もしかしたら公共ギャンブルに流れているのかもしれませんね。
例えば、競馬や競輪、ボートなどが最近人気があります。これらの公共ギャンブルが繁盛しているというのは国するとプラス要素ですね。しかもカジノによる収益も将来的に期待出来るのでパチンコという民間企業にとっては厳しいです。
まとめ
今回は、遊戯人口についてお話しました。
やはり売上などの減少を見ると今後も厳しいというのが率直な印象ですね。
また、参加希望者も以前として低い状態なので若物のパチンコ離れは進んでいるという事です。今後どうなるか分かりませんが、パチンコ業界がなくなるというのは考えれないですね。
まだ、市場規模が大きいですのでまだあせるような段階ではないです。