消費税10%増税によるパチンコ店への影響
今年の10月には、消費税が10%になります。
今が、8%なので約2%の増税ですね。この増税によって、パチンコ店にはどのような影響があるのかについてお話します。
そもそも8%の時には、等価を辞めたお店が多くなりましたね。県の遊戯団体が非等価に移行する事を決めた地域が多く、関東か関西、四国を中心に非等価となっています。詳しい状況は分かりませんが全国の半分ぐらいの地域で非等価ではないでしょうか?
この10%で何が起こるのか見ていきましょう。
目次
非等価がさらに加速する
まず、考えられるのが非等価がさらに加速するという事ですね。
そもそも、玉やメダル購入時には税金がかかっています。等価店の場合だとこれらはすべてお店が負担している事になりますね。
ちりも積もれば山になるというわけではないですが、毎日大量の玉やメダルが購入されているので、例え1つ1つの税金が安くても一か月となると莫大な税金になります。
さすがに10%となると今等価で営業しているお店も厳しくなりますよね。余裕があるお店であればまだ大丈夫ですが、経営に影響してくるお店であれば他人事ではないです。
つまり、非等価に移行して税金をお客さんに支払ってもらうというのがこれからの基本営業になるのかもしれませんね。
また、既に半分以上の地域で非等価なのでどのみちほとんどの知識で非等価が主流になると思います。
設定への影響について
税金が増えると交換率を下げるか、設定を下げるかこの2つの選択がありますね。
ただ、既に非等価の場合でさらに交換率を下げるとなるとあまりイメージとして良くないですね。お客さんも出来ぐ限り交換率が高い所で遊戯したいと思っている人が多いです。
そうなると、単純に設定のベースを下げるというのが大道ですね。多少下げるぐらいであればあまり気付かれないですし、そこはお店の腕の見せ所ですね。
旧イベント日の設定は維持して、通常時の設定をやや下げるというパターンでもできます。これなら旧イベントの信頼を損ねない事ができますね。
増税のタイミングが悪い
パチンコ店にとって、この増税のタイミングはあまり良いとは言えないです。
その理由としては、「旧基準機のみなし機」がありますね。
10月にはまどかマギカ、12月にはバジリスク絆と人気機種がみなし機となり撤去しなければいけないです。
とりあえずみなし機の撤去については
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バジリスク絆や初代まどかマギカなどの高射幸性撤去日 - パチスロブログレアナ編
人気機種の撤去と被ってしまい、お店としても困惑しますね。
人気機種の撤去となると、売上に大きく影響する可能性があります。バジリスク絆やハーデス、さらにまどかマギカの稼働が好調なお店も多く、これらが撤去されてしまうとお客さんが打ってくれないというパターンもありますね。
これに増税による負担となればやはり設定を下げるというのが妥当な考えですね。
人気機種の撤去と増税のダブルコンボによって、今までと違ったお店の設定配分になる可能性があるので、増税後の設定狙いは慎重さが必要です。しばらくハイエナで様子を見るというのもありですね。
まとめ
今回は、増税によるパチンコ店への影響をお話しました。
増税自体は、かなり前からほぼ決まっている事なので、優良店であればしっかりと対策を考えていると思います。
しかし、余裕がないお店だと十分に対策できない可能性がありますね。
この増税と人気機種に撤去によってホールの営業に差が出る可能性があり、我々としたら優良店なのか過疎店なのかを見分けるのに利用するのが良いです。